旅ログ

ピースハウスで聞いた、イスラエルのお話

DSCN0005

本当、そこらじゅうに銃をもった軍人が。

 

 

この国には本当に複雑な歴史的背景があって、

それはいろいろみなさんご存知だったり、これから調べられることと思うのですが

ここでは私が滞在している<イブラヒムのピースハウス>で出会った

ドイツ人から聞いた話を書いてみようと思います。

私も学生時代はちょっとは勉強していたはずなんだけど、

彼から話を聞いていると知らないことがたくさんあった。

(通訳があってるのかあんまり自信ないけど、これ書かないと先に進めないー)

 

 

今も続く自爆テロ、攻撃、パレスチナ問題、宗教問題・・・

 

 

イスラエルには大きく三つの宗教と、その聖地が混在しています。

 

・ユダヤ教(イスラエルの人口の4分の3。ユダヤ人。)

・イスラム教(人口の4分の1のうちのほとんど。アラブ人。)

・キリスト教(ごく少数。アラブ人が多い。)

 

ユダヤ教って、今まで旅していてあまり意識したことがなかったような気がするんだけど

ここへきて、

「信仰の深い人はイスラエルに住むから、他国であまり出会わなかったのかな?」

って思った。

 

イスラエルではユダヤ教の中でも、正統派・超正統派・世俗派などなど、

こまかく分派しているようです。

私たちが見てわかったのは、正統派の人はキッパっていう帽子をかぶっていたりして

超正統派の人は黒くて長いスーツにシルクハット。

 

DSCN0037 (2)

ちょうどいい写真発見。ジロジロ見ちゃいけないと思いつつも、二度見しちゃう・・。

 

 

現イスラエルは、このユダヤ教を信仰するユダヤ人たちが

紀元前だか後だか、とにかく2000年も前に住んでいた土地です。

でも、その後(追い出されて)世界各地に散らばり、

彼らは世界中でコミュニティーを築いては迫害されるという悲しい歴史をもっています。

(わたしたちもドイツでユダヤ人博物館にいったけど、すごくかわいそうだった)

 

シオニズム(「イスラエルに故郷をもう一度作ろう!!っていう思想」)によって、

この土地に帰りたい、ここを自分たちの国にしたいと考えるユダヤ人。

一方、ここをパレスチナと呼び、ずっとここに住んでいたアラブ人たちは、

アメリカ他強国、政治的な流れを味方につけたユダヤ人たちに勝てるはずはなく・・。

結局、アラブ人の地区、ユダヤ人の地区、国連の管理(今はないのかな?)と分割して

イスラエルが建国されたのでした。(1948年5月14日)

 

しかし納得いかないアラブ人と、ユダヤ人の間で、

現在に至るまで戦争やテロ、攻撃がやむことはありません。

 

93年の、オスロ合意によって

現在、元パレスチナであった土地の大部分はイスラエル

そして、一部がもともといたパレスチナ人が政治をする「パレスチナ自治区」となっています。

 

 

DSCN0042 (2)

 ピースハウスの屋上で。

 

 

「イブラヒムのピースハウス」があるエルサレムは、

もちろんイスラエルにあるのですが、エルサレムの中もまた、

ユダヤ人地区、アラブ人地区、アルメニア人地区、と、

人種や宗教などによって住み分けされているのが現実。

 

そして、このピースハウスを先祖代々切り盛りしてきた

「イブラヒムさん」

もう70を越えたおじいちゃんの彼が信念とするのは

 

人種や宗教を越えて、ただただ、平和を愛すること。

 

彼の理念に賛同する人たちが世界中からここを訪れます。

私たちがいったときは日本人が多かったけれど、

ドイツ人の活動家の人、

無宗教で宗教を学んでいる学生、

この家で育ったロシア人家族、

ユダヤ教のアメリカ人、

イスラム教のパレスチナ人、

いろんなひとがここに滞在していてたくさんの話を聞かせてくれました。

 

おじいちゃんは、来る人来る人に「WELCOME!」と声を掛けて

そしてたくさんの食べ物を食べさせてくれます。

そして運営の費用は、来た人からの寄付でまかなわれているのです。

この家にいろいろな見方をする人がいる。悪く言う人もいる。疑問を持つ人もいる。

でも私は、よかった。本当に来てよかったな。

ここは宿じゃない、

この「ピースハウス」で出会えた人、話し合ったこと、それに意味があると思う。

そして、どんな人であっても

大声の「WELCOME」で受け入れること、それは勇気がいるすごいことだと思う。

 

 

 

じゃあ、実際に見たイスラエルの現状を!

と、思いますが・・・

ちょっと長くなっちゃったので次回につづく~

 

(I)

 

【イブラヒムのピースハウス】

・ダハブからの行き方

ついたバスターミナル(セントラルバスステーション)の目の前にあるトラムで

「ダマスカス ゲート」駅へ。(6.6シェケル)

先頭車両の左手にダマスカス門。

門の近くの「アラブバスステーション」から75番バスで10分ほど(5.2シェケル)

終点で降りて商店の左手の小道に入っていく。

(場所がわかりにくいので、人に聞いたほうがいいかも・・。)

 

住所★Mount of Olives Salmsn El-Farse st. #13

 

●私たちのお店<ミカラ MICALA>のHPはこちらから。
【MICALA】

●MICALA.netはエスニック服ランキングに登録しています↓↓↓


エスニック系  WEB SHOP 探検隊


広告:お得な航空券一括比較『スカイスキャナー』