旅ログ

イスラエルへ、感謝の入国

朝10時半。

素敵な素敵な“コモドドラゴン夫妻”にお見送りまでしてもらって

ダハブを離れてイスラエルへ向かいます。

 

今回は、バスで国境まで行き、

エルサレムにある「イブラヒムおじさんのピースハウス」へ。

予定では、9時に宿でピックアップしてもらって

そのまま国境まで連れて行ってもらうことになっていたのですが、

そこはさすがのエジプト人。

二日前から予約をしていたのに

 

「予約した?そうだっけ?

ま、10時まで待ってみて

来なかったら自分でバスターミナルまで行ってバスで国境に行けば?」

 

だそうです。

はい、いいかげん。

まぁわかってたけどさ、そんなオーナーでした。

 

DSCN9980 (2)

ボロボロバス。

 

結局、予約していた迎えはくることもなく、バスで国境へ。

そのバスも1時間遅れで11時半に発車。

到着したバスターミナルから歩いて国境(ターバー)に行き、すんなりエジプト国境越え!

 

DSCN9995

さすがリゾート地!ヒルトンもあった。 

 

さらに、隣にあるイスラエル側の国境(エイラット)での手続きに進みます。

うわさではこれが手ごわくて、何時間も放置されたり

押されるとアラブの何カ国かに入国できなくなる「スタンプ」を押されたりと

いろいろ旅行者泣かせ、苦労するイミグレーションらしいのですが

私たち、すんなりと5分で完了!

 

「え?もう終わり?入国していいの?」

って思わずスタッフに聞いちゃって、

「他に何をしたいの?」って笑われたぐらいでした。

 

大変だったのは、しいていえば

「結婚した日と、結婚してからの日数」

を聞かれて、突然すぎてど忘れしててんぱったくらい。笑

Tはお父さんの名前を聞かれて

「TAKAYAです!」

と堂々と答えていて、「え?お父さんも同じ名前なの?」って言われてました。

それ、あんたの名前だよ。

 

とまぁ、

無事にイスラエルに入国した二人でしたが・・・・

 

前のめり過ぎて、すっかりエジプトポンドをイスラエルシェケルに換えるのを忘れてた!!

イスラエル側のイミグレを抜けたところには両替はなく、

バスターミナルまでのバスもタクシーも乗れない・・。

おまけに、近くにいた人に

「あと45分でエルサレム行きの最終バスがでるよ!」

と教わり、そうか、時差があるんだ!とそこで初めて知りました。

時間がない~!!

 

すると親切なタクシー運転手さんが登場し

 

「バスターミナルの近くのATMに連れて行くから、支払いはそのときでいいよ。

それより、時間がないから早く乗って!!!」

 

と、半信半疑の二人を乗せてくれ、

カードが使えなかったというとATMも3つも回ってくれ、

バスの乗り場まで連れて行ってくれました。

本当にいい人だった。運転手さんのおかげでバスに間に合った。

あわてて17時のバスに乗り込み、無事に21時、エルサレム着。

そこからはトラムにのって「ダマスカス門」へ。

 

ダマスカス門からはバスでイブラヒムおじさんの家に行く予定でしたが

22時前、なんとバスはもうないとのこと。

 

困り果てていたときに、タクシー運転手さん登場。

 

値段を聞くと「50シェケル(1500円)」だと言っています。

さすがに物価の高いイスラエルでもそれは払えないとごねていると、

地元のお兄さんがシェアしてくれることになり、そのままタクシーに乗車。

そして住所も電話もわからないイブラヒムおじさんの家に、一枚の写真を手がかりに連れて行ってくれました。

それだけでもありがたいのに、最後はシェアしてくれたお兄さんが

 

「タクシーの料金は僕が全部払うから。

そのかわりお願いがあるんだ。

 

僕はイスラム教徒だ。

どうか、日本に帰ったら日本のみんなに

イスラム教はアメリカが敵視するような危険な宗教じゃなくて

本当は愛をもって平和を願っている宗教なんだって広めてほしい。

 

僕もそうしたけれど、

その手段がないから、

君たちに頼んでいいかな。」

 

と。

私たちは、申し訳なさ過ぎると思って何度もお金を払おうとしたけれど

お兄さんは断固として受け取らず、

運転手さんも「フリーでいい。僕も彼と同じ気持ちだ。」と言ってくれました。

運転手さん最初、50って言ってたけど。←

 

泣きそうでした。

 

そして、イスラエルがどういう国なのかまだ来たばかりでわからないけれど

私のアラブ人、ムスリム、に対する意識はこの時点で完全にフラットになって

少ない日数だけど、これからこの国でたくさんのものを見て

自分なりに考えてみたいなって思いました。

 

寝る前に、Tが

「おれたち、よく今日ここまでたどりつけたな。よかった・・」

って、ボソッとつぶやいちゃうくらい、

本当に本当に、イスラエル人にたくさん助けられた日でした。

 

(I)

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