一週間パリ滞在のしめくくり★
パリの最後の夜はやっぱりここ、オペラ座!!
ベルリン以来の舞台鑑賞でわくわくです。
私たちの座った“10ユーロ席”には日本人がたくさんいました。
すっごく上のほうだったけれど、見れないこともないし、客層も気楽なかんじだし、まぁよかったかな。
た、高い・・・。オペラグラスが必要だったな。まさに。
演目は「シンデレラ」で、よく知っているはずのストーリーでしたが
いざ始まってみると、オペラ用に脚色されていたりして、しかもフランス語で、
いまいちどの部分なのか、誰がどんなキャラクターなのか、理解できずにうっかりうたた寝を・・・
なんてことでしょう。斜め上のフランス人にばれて笑われました。
Tのことをチラッと見たけれど、彼も退屈そうにしていました。
ベルリンのバレエと違って、出演者みんながむっちりしてるし、美しさを感じるけれどちょっとこっけいな感じも。
まぁ喜劇だったからかもしれませんが。
実際に笑いの要素もあるみたいで、観客は要所要所声を上げて笑っていました。
私たちは理解できないので「ははは・・あはは・・・」って感じ。
一応笑っておいたけれど(動きとかおもしろいし)
実際どんなおもしろさがあったのかは不明です。
休憩を含めて3時間。「ずいぶん長いなぁ」って感じです。
・・・失礼ながら私たち、オペラには向いていなかったみたい。
Tは、
「もうこういうのは見ないことな?な?」
と念をおしていました。そうだね、そうしよう。
でもやっぱり世界最高峰に数えられるだけあって、
舞台装置はすごかったし、歌声もオーケストラもすばらしかったですが・・。
もっと近くで見られたら集中できたのかしら?
一週間過ごしたパリ。
何気ない散歩がパリっぽくて楽しかったり
人々がやっぱりおしゃれで
自然をとりいれながらの生活スタイルだったりとか
古いものを大切にするこころだったり
パリジャンの素敵なところをいっぱい知りました。
何度も乗った地下鉄、
お買い物したスーパー、
居心地よかったドリームハウス、
これからがんばろうとしてる大学生、
刺激をくれた大先輩、
たくさんの素敵な出会いに感謝して、パリをあとにします。
(I)